世界のお茶探訪①:中国・雲南省のプーアル茶

「プーアル茶」を飲んだことがありますか?
私は数年前に中国に行った際、現地のお茶屋さんでいくつか茶葉を買いました。その中でも特に印象に残った独特の風味を持つ「プーアル茶」を紹介します。

1. プーアル茶との出会い

中国を旅行した際、街の中にある茶葉専門店に立ち寄りました。店内にはウーロン茶やジャスミン茶、緑茶など、たくさんの種類のお茶が並んでいて、試飲もできてお茶の入れ方も教えてくれました。
その中で店員さんにおすすめされたのが「プーアル茶」でした。茶葉はタブレット型に固められ、独特の香りが漂っていました。

初めて飲んだときの印象は、「深みがあってちょっと土っぽい、でも後味はすっきり」。クセはあるけれど、一度ハマると忘れられない味です。

2. プーアル茶ってどんなお茶?

  • 産地:中国・雲南省
  • 分類:黒茶(発酵茶)の一種
  • 特徴:茶葉を後発酵させて熟成させることで、まろやかで深い味わいになる
  • 形状:茶餅(円盤状に固めたもの)が有名
  • 健康効果(一般的に言われていること)
    • 脂っこい食事と相性がよく、消化を助ける
    • コレステロールを下げる効果があるとされる
    • 長期熟成するほど風味が変わり、「ビンテージ茶」として価値が上がることも

3. 実際に飲んでみた感想

私が買ったのは、比較的若い(熟成が短めの)プーアル茶でした。

  • 香り:ほんのりと土のような香ばしさ
  • 味わい:口に含むと独特の苦味が広がるが、後味はすっきりして飲みやすい
  • 合うシーン:脂っこい中華料理や、甘いお菓子のお供にぴったり

正直、最初はクセが強くて驚きましたが、「ダイエット効果あるよ」っていうおススメの言葉に励まされ何度か飲むうちにその深みがクセになってしまいました。

4. プーアル茶の楽しみ方

  • 急須や蓋碗(がいわん)で少しずつ淹れて楽しむ
  • 長く煮出すと渋みが強くなるので、短めに淹れて何煎も楽しむのがおすすめ
  • 熟成度によって味わいが全然違うので、飲み比べも楽しい

まとめ

プーアル茶は、初めて飲むと驚く独特の風味を持っていますが、その深みは他のお茶にはない魅力です。
「クセになる味わい」と「健康茶としての一面」をあわせ持つプーアル茶。ぜひ一度試してみてください。

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