世界のお茶を巡る旅、今回は日本が誇る「宇治茶」を取り上げます。
京都・宇治は古くから茶の名産地として知られ、抹茶や煎茶、玉露など高級茶の産地でもあります。
私自身も宇治の辺りはなじみがあり、大好きなので今回は宇治茶をご紹介したいと思います。
1. 宇治茶ってどんなお茶?
- 産地:京都府宇治・山城一帯を中心とした地域
- 歴史:鎌倉時代に栄西禅師が中国から茶の種子を持ち帰り、栽培が広まったとされる
- 特徴:抹茶、煎茶、玉露、ほうじ茶など多彩な種類がある
- 栽培法:「覆下栽培」と呼ばれる日光を遮る方法を使うことで、旨み成分(テアニン)が多く含まれる
- 評価:「宇治茶=高級茶」というイメージが定着しており、贈答品や茶道の場面でも重宝される
2. 実際に飲んでみた感想
私がいただいたのは、煎茶と抹茶。
- 煎茶:
口に含むと爽やかな苦味と心地よい渋みが広がり、後からほんのりと甘みを感じます。食事のお供に最適。 - 抹茶:
鮮やかな緑色が美しく、香りも上品。苦味と旨みのバランスが絶妙で、甘~い和菓子と一緒にいただくと最高です。
3. 宇治茶の楽しみ方
- 煎茶は熱湯ではなく、70~80℃ほどのお湯で淹れると旨みが引き立つ
- 抹茶は茶筅を使って点てることで、ふんわりした泡とまろやかさが出る
- 和菓子(特に餡子を使ったお菓子)と合わせると風味が一層引き立つ
まとめ
宇治茶は、日本の茶文化を象徴する存在です。
抹茶、煎茶、玉露といった多彩なお茶を楽しめるだけでなく、その背景には長い歴史と伝統があります。
プーアル茶のように熟成を楽しむお茶も魅力的ですが、宇治茶の「繊細さ」と「香り高さ」もまた世界に誇れるお茶です。


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